3時起床。外はまだ真っ暗、そして昨日の予報では昼過ぎからのはずだった雨が少し降っていた。ちょっとヘコむ。
4:20堀之内のトンネルに集合、まだ雨は降っている。決断を迫られるが「行くだけ行こう」の声に助けられ入間ICに向うが、雨は強弱を繰り返す。だんだん弱気になり「入間ICの手前で止まってください。相談したいので…」と無線を入れる。5:00を過ぎ、遠藤氏に電話で群馬の天気予報を聞いてもらうと午前中は雨で午後は曇りとのこと。入間IC手前の路上で再び決断を迫られるが「ここまで来たんだから行こう」の声にまたまた助けられ、このメンバーだったら行ってもなんとかなるのではないかと思い(あらゆる面でベテランという意味)、さらに目的は“5月の神流川の探査”で、今日行かないと鮎釣りシーズンが終わるまでは無理。となると必然的に今年の神流川探査は中止になる。そんなわけで本日、神流川・探査ツーリングを決行!
5:15入間ICから鶴ヶ島JCTを経て関越道に入り、6:05本庄児玉ICを出て一般道へ。昨年に場所を確認していたので、スムーズに7:25スタート地点に到着。雨は上がっていた。
川に降りて目を凝らす。おやまぁ水が少ない。昨年の10月に来た時よりも少ないぐいらい。「5月は多い」という地元の人の情報に加えて、朝から降り続いた雨に「ものすごい濁流だったら中止しようね…」と思っていたが、この水量ではゴロゴロと顔を出している岩を避けながら下る光景が目に浮かぶ。それなら昨年すでにもう体験済みなので“探査”の役目は果たした。それじゃあ退散!…というのも何なので、せっかくここまで来たんだから漕いでいこうということになり、準備にとりかかる。
8:30、ツーリングスタート。スタート直後には、昨年いきなり沈脱した忌々しい瀬(というか狭い川幅に岩がゴロゴロあって通りにくいだけ)があり、今回は絶対にコースを誤るまいと心に決めて立ち向かう。ちょっと大袈裟か。緊張しつつもなんとか通過。このようなポイントがいくつもあるのが水量の少ない神流川。なるべく後ろの位置をキープして、前に行く人の様子を見ながら下った。岩を避けながらのスラローム気分も楽しいのだが、今日は流れが弱いおかげで直前の方向転換が私の技術でも可能だっただけ。水量が増えて流れが強くなると本流が岩にぶつかり、早め早めにコース取りをしないと間に合わない。
水も景色もとても綺麗なところなので是非クラブのツーリングに加えたいと思って臨んだ探査ツーリングだが、水量によって結構レベルが上下する印象。それほど岩が顔を出していないぐらいの水量があり、かつ流れも強すぎないというコンディションを狙っていくのは困難のようです。残念だがまた別の川を探査することに。もし気になる川、行ってみたい川がありましたら普及部までご連絡ください。
10:00過ぎに無事にゴール。雨はもうすっかり止んでいた。1時間ほどのんびりした後、一路多摩へ。途中で道の駅「万葉の里」に寄り、12:05本庄児玉ICから関越道に入る。12:40高坂PAで20分ほど小休憩をとった後はひたすら走り、14:30体育館に到着。
結果的には、出発前に心配していた大増水はしておらず(これはちょっと誤算だった)、ツーリング中は晴れ間も見え、誰も怪我なく無事に終えることができたが、個人的には決断の難しさを痛感したツーリングでありました。 |