スカウティング便り:鬼怒川ツーリング探査報告@遠藤哲さん、芝田保子さんより
9月23日(土) 天気:晴れ 気温:23℃ 水位:−1.4(通常水位)
■時間経過
05:40: 国立IC発、中央道〜首都高経由で東北自動車道へ08:35 宇都宮ICから日光宇都宮道路へ
08:50: 今市IC到着、国道121号にて途中コンビニで昼食購入後、鬼怒川温泉駅近くの鬼怒川ライン下り乗り場に9:30到着。
■距離:483キロ(往復)  ■高速料金:9,000円/1台(往復)
■ガソリン代金:8,633円/1台(往復)
■その他 、必要料金としては1艇2,000円のカヤック搬送料。(川の両側が切り立った岸壁なので河原へのアプローチが困難につき「鬼怒川ライン下り」のカヤック搬送サービスを利用する為)
■探査メンバー:ツーリングリーダー遠藤(洋) 以下、浦辺、宇田(尚)、遠藤(哲)の役員4名と、岩越、芝田(保)の会員2名の各氏6名。
■コース:鬼怒川温泉駅近く鬼怒川ライン下り乗り場〜下船場大瀞港、約6キロ。(ちなみに2003年の探査とは別コース)
■ 探査メンバーの選出:多摩市カヌークラブでは来期のツーリング候補地の開拓を目的とした探査ツーリングを毎年行なっております。役員だけで行く年もあれ ば、役員&会員で行く年もあります。今年は役員からの参加希望者は4名しかおりませんでしたので、プラスで会員より2名選出させて頂く事となりました。 (4名から6名に増えても車の台数は変わらないので経費は変わらない為。探査時の高速料金とガソリン代はクラブの経費でまかなって頂いていますが、その他 の艇の搬送代金等は個人負担としました。)選出基準は(全員が初めての川という事もあり)流水でのロールがほぼ上がってこられる事、来期のツーリングにお いてリーダー的な役割が担える事、またはロールは出来るが緊張感を持ち初級者に近い目線で新しい川を見られる事等です。この事により、岩越さんと芝田 (保)さんに参加依頼をしたところ、快くお受け頂きましたので6人で行ってきました。尚、皆さんにも来期以降依頼があるかもしれませんので、その時は宜し くお願いします。
■鬼怒川の良い面:水が綺麗で気持ちの良い瀬(1級〜1.5級)がいくつかあり、その下は瀞場。あまり長い瀬ではないので沈脱し てもさほど長く泳がされずに済み、すぐ下が瀞場なのでレスキューも比較的容易に行えそうです。基本的にカーブが少なく、瀬の後に流れが岩壁に当たったり本 流の真ん中に岩があるような所も無いので、プレッシャーは少なめでしょう。ライン下りの遊船が通るだけあり、本流には適度な深さがあるので沈脱してもフッ トエントラップメントなどの危険性は少ないように思えます。(絶対に無いとはいえません)艇に乗ったままでも瀬の全容が見えるのでスカウティングも比較的 容易。川から人工物があまり見えないので、純粋に景色を楽しめます。
 川の後は温泉地なので立ち寄り湯処が豊富。そしてキャンプ地は近隣の公園で 泊まれそうなので(水場・トイレ・芝生あり)キャンプ宿泊費は要りません。(その公園では、ザリガニ釣りも楽しめ、ザリガニ好きにはたまらない!)他に有 料のキャンプ場もあるのですが狭くて料金も高いので、今のところはその公園が最有力候補地です。
■鬼怒川のマイナス点等:川の両岸が切り立った岩 壁のため、ケガや病気など不測の事態ではライン下りの遊船に助けを求めなければなりません。/艇搬送サービスに2,000円の料金がかかる。/ゴール前の 約1キロが完全な瀞場で少し間延びした印象。/初級者、中級者のダウンリバーには最適な川のように思えるが、ダウンリバーとスポットプレイの両方を楽しみ たいと思っている方にはもの足りないかも?  以上です。
 川の印象としては、御岳下流(吉野から下)のカーブを無くし、ストレートにして艇の底を擦るようなザラ瀬を無くした感じでしょうか。純粋にダウンリバーが楽しい川でした。来年是非クラブ行事に入れ、皆さんで行きたいと考えています。きっ
と楽しんでもらえるはずです。その時は是非一緒に!よろしくお願いします。
 今回探査に行ったメンバーの中から芝田保子さんの感想もありますので読んで下さい。

■鬼怒川の感想@芝田保子さんより
  鬼怒川は楽しく、優しい、素敵な川です。簡単な瀬が何箇所か有り、流れは緩やかです。瀬は、岩などの障害物が無いために余計な心配をしないで、ひたすら漕 いでいれば沈をすることは無いといった素直な瀬で、初心者の私でも安心して楽しめるものでした。瀬遊びも、簡単にできるところがあり、いくら時間があって も足りないと思える程に没頭することが出来ました。川を下るのも楽しいですが、瀬遊びも違う楽しさがあるものだなぁ〜と思いました。
 緩やかな流れの中で、ボーッとし、流れに身をまかせ、空や景色を眺めるだけで美しい自然を満喫する事ができるのです。美しい自然はカヤックには欠かせないものだなぁと思わされます。
 鬼怒川の景色は素敵でした。川が低い位置にあるために地上の人工物がほとんど見えないためか、大自然を感じられます。人が川に入っていない様で、川にゴミが見当たらず、魚も警戒心が薄いためか、カヤックの下を悠々と泳ぐ姿が見えたりします。
  また、ゴールの手前の橋の上にはお猿さんがいたり、ゴールにはアヒルが泳いでいたり、ゴリラの様な岩があったりで、カヤック以外でもちょっとした楽しみを 見つけることができました。心配なく瀬を楽しめ、近いのに自然を感じられる鬼怒川を良い川だなぁ〜と言わざるを得ないのでした。 
エディ便り:新入会員の方のご紹介
 前回のパドタマ発行の後に新しく会員になった方をここで改めてご紹介します。

■野尻さん
「岩 越さんからの紹介で入会させていただくことになりました。彼とは同じ大学のカヌーサークルで一緒でしたが、私の方はここ何年も川には行っていませんでし た。おかげでずいぶん忘れてしまいましたが、ツーリングやキャンプではお役に立てるのではないかと思います。よろしくお願いします。」

■清さんご夫妻
「6月の市民カヌー教室に参加させていただきカヌーの楽しさを教えていただきました、少しずつ上達して行きクラブの皆さ
んと川や湖で楽しい時間を過ごせたらと思います。」

※「  」内は自己紹介です。

以上、今回は3名の方の御紹介でした。もうツーリングなどでご一緒した方は御存知かもしれませんが、まだの方は来年ご一緒する機会に、どうぞ宜しくお願いします!
編 集後記
 お待たせしました。パドタマvol.47をお届けしました。
 少し気が早いのですがご挨拶。「今年も楽しいカヌーライフをありがとうございました!」 
 ちなみに遠藤家が参加したツーリングの写真は、yahoo!のフォトアルバムのページにアップしてありますので、よかったらご覧下さいね。(年賀状に採用して下さい・笑) 
またクリスマスツーリングか新年会でお会いしましょうー!
次回は来年3月の予定です。お楽しみに。 それではみなさん「良いお年を!」

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