ストリーム便り：本栖湖ツーリング＠大津さんの投稿文です 　この夏に親子教室を受講させていただき、その御縁で小学 2年生の息子と一緒にクラブに入会させていただきました。しかし、プールでの練習や川下りにはなかなかスケジュールが合わなかったため、その後はクラブの 皆さんにお目にかかることができませんでした。そんな中、「10月にツーリング＆キャンプを行います」とのお知らせをいただき、今度ばかりはと思い息子と 二人で参加させていただきました。場所も、昨年までの青木湖から今年は近場の本栖湖に変更とのことで、私たち親子も年に何回か訪れているフィールドでした ので安心して参加させていただきました。 　初日は8:00に中央高速河口湖線の谷村PAで待ち合わせ。多摩センター駅に6:30集合の皆さんと、 直接谷村PAに向かった私たち親子及び宇田さんグループとの待ち合わせとなりました。高速道路が若干混んだものの8:15には17名全員が集合し、車6台 を連ねて本栖湖に向かいました。途中、セブンイレブンで昼食の買い出しを済ませたり、「道の駅なるさわ」に立ち寄って富士山の天然水を汲んだり新鮮な野菜 を買ったりと、近場ならではのノンビリとした行程で本栖湖に向かいました。 　10:00過ぎに今回の宿営地である「浩庵キャンプ場」 に到着。キャンプの手続きを済ませるとすぐに湖岸に車を乗りつけて、カヤックやパドルを降ろしました。その後、湖よりも一段高くなった林間のサイトへ移動 してタープやテーブルの設営、個々人のテントの設営などを行いましたが、私たち親子はフォールディングカヤックを持参していたため組み立てに時間がかか り、皆さんのお手伝いをすることができませんでした。申し訳ありませんでした。組み立てが終り、ヒーヒー言いながらようやくサイトのたどり着き、すでに設 営の終わったタープの下で美味しいハムやぶどうなどをいただきながら一息つかせていただきました。 　身支度を済ませて全員で湖岸に戻り、12: 00から本栖湖ツーリングがスタート。風が出てきて波も高くなってきましたが、一同で竜ヶ岳方面に向かって向かい風の中を漕ぎ出しました。途中、600 メートルほど漕いだところにある“長崎”と呼ばれる湖の突端に上陸して、岩場の陰にある小さな砂浜で風を除けながらの昼食タイム。風は強いものの天気は良 く、岩場の上から見る本栖湖は青く澄んでいて「沖縄みたい！」という声も出るくらい綺麗な景色を堪能することができました。その後、再び向かい風の中を 竜ヶ岳に向かって漕ぎ進みます。竜ヶ岳の山裾には少しだけ紅葉した木々を見ることができて、あと2週間もすれば紅葉も見頃なのだろうなと思いました。向か い風の中、竜ヶ岳側の湖岸に着いて小休止。綺麗な湖水の上でロールの練習なども皆さんで行われていました。帰りは追い風を受けて艇は進み、14:30前に 元の砂浜に到着。往 復5キロのツーリングは、風の影響もあって静水のツーリングにもかかわらず非常に漕ぎ甲斐のあるツーリングでした。 　夕食の下ごしらえやカヤックの撤去などを行ってから、精進湖にある山田屋ホテルの温泉に向かって出 発。16:30に到着すると周囲はすっかり夕暮れ時となり、露天風呂から眺める景色も格別でした。これで天気が良ければ富士山も正面に眺められるとのこと でしたので、次の機会を楽しみにしたいなと思いました。 　温泉から戻り、ホカホカした身体で18:30に乾杯！宇田さんが作ってくださったダッチオーブンでの鶏肉料理に舌鼓を打ち、 佐々木さん特性のほうとうで内側から身体を暖めながらの食事を楽しみました。皆さんはお酒も入って話も弾み、初参加の私 たち親子にもとても気づかってくださり楽しい時間を過ごすことができました。また、仁花ちゃんの歌でも盛り上がり、息が白くなるくらい気温の下がったサイトも焚き火の暖かさと料理の温かさ、皆さんのパワーで静かな本栖湖の夜もにぎやかに更けていきました。 　翌日は10:00にサイトを出発し、湖岸で記念撮影。この日も薄く靄がかかっており残念ながら富士山を拝むことはできませ んでしたが、周囲の綺麗な風景を見ながら帰路につくことができました。帰りも「道の駅なるさわ」に立ち寄って新鮮な野菜 な どのお土産を買い、また河口湖インター近くの「シャトレーゼ工場直売店」でお菓子やアイスクリームなどを買って11:30に高速道路に入りました。帰りは 渋滞も無く順調には車を走らせることができたため、談合坂SAで休憩を取っても13:00には体育館に到着。道具を片付けて解散となりました。 　 天気にも恵まれて、楽しいツーリング＆キャンプでした。日頃、親子二人で出かけることが多く大人数でのキャンプが初めてだった私の息子も、友花ちゃんや仁 花ちゃんとすっかり仲良くなり、また皆さんに優しくしていただき「すごく楽しかったね！またキャンプに行きたいな！」と大喜びしていました。皆さん、あり がとうございました。 back next ■vol.47■｜1ページ｜2 ページ｜3 ページ｜4 ページ｜ストリーム便りのTOPへ｜HOME copyright (c) Tama City Canoe Club All Rights Reserved.