ストリーム便り:魚野川ツーリング@中尾さんの投稿文です
2004年10月16日(土)〜17日(日)
参加者:石橋、宇田親子、浦辺、遠藤夫妻、北村、小海(千)、芝田(仁)、高山、徳村、中尾、水野、横山(14名)

 本年度最後となるクラブ行事のリバーツーリングは、2年ぶりとなる魚野川に行ってきました。今回は、小生5月に右足首を軽く捻挫したのが、なぜか治りが悪くカヌーもしばらく休んでいたため、4月の気田川以来のツーリングでもあり、かなりの緊張感をもっての参加でした。参加者は14名。宇田・北村・芝田・高山・横山の5車に分乗―いつもながら、運転恐縮しています。
魚野川ツーリング
スタート地点で打ち合わせ
 10月16日(土)5:10多摩センター出発、途中松が谷で石橋さんをピックアップ。16号線を圏央道入間ICに向かうも意外と混んでおり6:10に入間IC到着し高速に入る。6:30高坂SAで休憩、高速は順調で左に浅間山の噴煙と榛名山・右に雄大な赤城の山塊を見て、7:40赤城高原SAで休憩。8:50六日町ICに到着、セブンイレブンで昼食購入し、9:10にスタート地点の六日町小学校横の川原に到着。魚野川沿いの田んぼは、刈り取りも終わりすっかり冬の準備の気配です。天気は、晴れてはいないものの雲も高く、まず雨の心配はなさそうだ。しかし、やや寒い。聞いていたとおり魚野川は、水量は豊富で水はきれいではあるが、6ヵ月ぶりの小生にとっては、流れはとても速いーー緊張・緊張・緊張・・・口が渇く感じ。
 早速着替えをし、廻車のみなさんを待つ間、石橋さんよりスローロープを中心としたレスキューの講義と実地訓練をしていただきました。廻車時の偵察で、本コースの最大の難所である八海橋は以前より様子が変わっているということで避けて八海橋の反対側(左側)の流路に入ることに決定。小生、正直ホットする。11:00いよいよ、ツーリングのスタートです。小生のサポートは、石橋さんと遠藤夫人―よろしく頼みますよ。スタート後しばらくはパドリングに一所懸命で忙しく、とても周りの景色など見ている余裕はありません。それでも15分くらいするとすこし余裕も出てきて、川の眺め・流れ、周囲の山の景色なども楽しめるようになって来ました。川幅も広くゆったりとしており、気持ちがいい。瀬も、一度川中の岩に掛かり沈しそうになったものの、小生の技量レベルには十分プラスαで楽しめる。ただ、瀬にかかるととに角余裕なく必死で漕ぐものだから、前の艇に追いついたり・当たったりで、高山さん・北村さんから注意を受ける。すみません。12:00ころ川原に上がり昼食。陽も少し出てくるようになる。昼食後は、みな順調で、それぞれ思い思いにツーリングを楽しんでいる。小生も何度か遡上の練習をしましたが、これは御岳の遡上に比べればだいぶ楽でした。13:00ゴールに到着。到着地点では、雲も切れて、八海山の見事な山容が姿を見せていました。
魚野川ツーリング 魚野川ツーリング 魚野川ツーリング
列を成して漕ぎ進みます 芝田パパ 遠藤旦那、宇田パパ
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河原でお昼ご飯 満腹で再スタート ゴール地点
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中尾さんは赤まんじゅう 白まんじゅうの正体は水野君 遠藤旦那のスカジャンがお気に入り
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八海橋の上から(左岸) 八海橋の上から(右岸) 八海橋から瀬を見下ろす面々

 14:20ゴール地点を出発し、今回諦めた八海橋下の瀬を見学する。流れも急で曲がっており、テトラポットのようなものもあり、小生がこんなところへ突っ込むのは、神風特攻に行くようなものと認識した次第です。14:45今回呼び物の六日町のへぎそば「万盛庵」に到着、へぎそばとてんぷらを食う。どちらも、なかなかのレベルで堪能する。万盛庵は、魚野川ツーリングの定番にするのはどうでしょうか。
魚野川ツーリング 魚野川ツーリング 魚野川ツーリング
「万盛庵」の座敷 へぎそば おかわり!

魚野川ツーリング
 その後、ジャスコで買出しをして、16:30山の上の「上の原キャンプ場」に到着。このキャンプ場は、以前国際ユースホステル大会が行われたとかで、周りは六日町町営公園となっており正面に八海山がドーンと見えます。いよいよ、楽しい楽しいキャンプの始まりです。本日のメインシェフは石橋さんと水野さんです。メイン料理は、石橋シェフの野菜いっぱいの豆乳鍋(あと、うどん煮込み)と水野シェフのチキンのトマトソースかけ、そのほか各種前菜たくさん、遠藤さん差し入れのワイン。おいしい料理とお酒と楽しい愉快な会話、いやはやいいものですね。あっという間に、日付は変わってしまいました。
10月17日(日)晴れ。定番のパン朝食のあと09:15キャンプ場を出発。六日町ICで関越に入り、順調な走りで往路と同じく10:10赤城高原SA・11:25高坂SAで休憩をとり、12:20日の出IC到着。13:10総合体育館に到着。
 米どころ魚野川のツーリングは、小生には久しぶりのリバーツーリングで、レベル的にも小生向きと思われ、おおいに楽しむことができました。ほんとうにありがとうございました。それにしても、このツーリングの1週間後にあのような大災害・大惨事が起きようとは夢にも思いませんでした。小生の会社の先輩で、プロはだしの風景写真を撮っている方がいます。その方が今年に入り、魚野川沿いの山間部の棚田の撮影行しており写真を送ってくれておりました。日の出前から日の入り後、冬・春・夏、それはそれは美しい日本の原風景というべき景色で、この地区の人々が代々作り上げてきた見事な景観です。この地域の人々がその生活と、できたらその景観を取り戻すことができますよう願っております。
魚野川ツーリング 魚野川ツーリング 魚野川ツーリング
シンプルで快適なキャンプ場でした 快晴!

ストリーム便り:青木湖ツーリング@普及部・宇田の報告です
2004年10月30日(土)〜31日(日)
参加者:宇田(尚)、遠藤夫妻、北村、小海夫妻、芝田(仁)、高山、戸川、水野(10名)

青木湖ツーリング
ビールランチ中
 毎年この季節になると恋しくなる青木湖。今年は初の試みとして、紅葉前線の様子を見ながら10月に日程を決めるという方法をとりました。なかなか予定が合わない方もおり、最初の参加希望者は14名。さらに4名がキャンセルされ青木湖としては珍しく10名という少人数でのツーリングとなりました。
 5:35多摩センターを出発。途中、堰場の交差点で戸川さんをピックアップ、6:00八王子ICから中央道に入り、紅葉の青木湖を目指しました。7:05双葉SA、8:22梓川SAで休憩し、8:40豊科ICを出て一般道へ。途中のコンビニで各々昼食を購入し、9:40青木湖キャンプ場に到着。
 まずはテントやタープの設置と艇のセッティング。艇庫からファルト3艇、ハイビックス2艇、カナディアンカヌー1艇の6艇を持っていきましたが、人数が減ったためファルト1艇を除く5艇を使用しました。準備を終え、タープの下でちょっとビールを飲みながらの昼食タイム。これは車の移動がない湖ツーリングならではのオマケですね。体も暖まり、12時頃いよいよ今年最後の青木湖紅葉ツーリングのスタートです。
青木湖ツーリング 青木湖ツーリング 青木湖ツーリング
小海夫妻 戸川さん&北村さん 高山さん&水野君
青木湖ツーリング 青木湖ツーリング 青木湖ツーリング
遠藤夫妻 芝田パパ 見事な黄色

 今年の青木湖は素晴らしい紅葉で迎えてくれました。湖の周りをぐるりと囲む木々の葉は、赤・オレンジ・黄色と鮮やかに色付き、それはそれは綺麗でした。もう少し晴れていたらもっと綺麗だろうけど、贅沢は言うまい。たまに顔を見せる太陽がとてもありがたく感じました。途中で薪を拾いながら(カナディアンは薪でいっぱい!)3時頃までのんびりと湖を漕いでいきました。
青木湖ツーリング 青木湖ツーリング 青木湖ツーリング
今年は最盛期の紅葉ツーリングを楽しむことが出来ました
青木湖ツーリング 青木湖ツーリング 青木湖ツーリング
途中、薪を拾っていたら… 通りすがりの人が手伝ってくれました 枝のトンネルへ

 ツーリングを終え、スープやホットワインを飲んで一息ついていたら、雨。でも大きくて頑丈なタープのおかげで雨の中でも快適でした。4時頃から早々と宴の始まり。寒い冬の定番は体が温まる汁物、今回は根菜とキノコ中心の粕汁などを、みんなでつまみ食いしつつ作りました。そしてメインは豚ロースとヒレの塩釜。水野くんが試行錯誤しながら作った塩釜はジューシーでとても美味しく大好評!「水野シェフ、またお願いしまーす」の声しきり。相変わらず雨は降っていましたが、焚き火を囲みながら青木湖畔の長い長い夜はゆっくり更けていきました。
青木湖ツーリング 青木湖ツーリング 青木湖ツーリング
早々と乾杯 塩釜の塩を作っています 塩で肉を包んでいます
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塩釜の番をしています 焼き、完了 うまそぉ!(うまかった!!)

青木湖ツーリング
オバケキノコとカエデ
 翌日は快晴。朝日を浴びる紅葉はとても綺麗でした(昨日がコレだったら…)。粕汁うどんを食べ、湖をバックに写真を撮り、9:50にャンプ場を出発。道の駅「安曇野松川」に寄るも野菜は品薄でちょっと残念でした。11:00豊科ICから長野自動車道に入り、11:25諏訪湖SA、13:00談合坂SAで休憩し、2:00国立府中ICを出て2:15体育館に到着しました。
 今回は最盛期の紅葉を満喫できてホっとしましたが、参加される方々にとっては年度初めの年間計画で予定が決まっていた方がよいでしょうか。是非ご意見を聞かせていただければと思います。

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