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ちょこっと寝酒タイム |
福島県の阿賀川に初挑戦で行ってきました!経験者向けと聞いていたので悩んだのですが、数人の方の言葉に背中を押されてのチャレンジです!
遠方ということで、金曜晩に積込み後そのまま9:10に体育館を出発。10:40に蓮田SA、12:30那須高原SAを経て、2:50磐梯山SA到着。噂に聞いて楽しみにしていた、仮眠の前のちょこっと寝酒タイムを経験し(冷えてて美味い!)明日のパワーを充電。名残惜しいところで切り上げ明日に備えました。浦辺さんと宇田っこと遠藤2人は自販機前にて寝袋を広げての仮眠。その滅多に体験できないシチュエーションからか、初めての川へと緊張感のせいかなんだか寝付けず、あっというまに朝に。5:30起床6:00に出発し、コンビニで朝食購入。さぁ、いよいよ目的地、阿賀川が近づいてきました!車から木の間にチラチラと見える川面は、曇り空のせいかなんか怖そう…。7:05スタート地点(大川ダム)に到着。この時には、私の体と表情はカチカチ…。ナゼかというと、そう、さっき下見した時の落ち込みったら、噂以上なんですもの!!近づいて落ち込み部分を間近で見たのですが、1メートル以上の落ち込みという名所は、川の真ん中に大きな岩がある、とてもインパクトがあるポイントでした。(ヒャ〜〜〜!)ある意味、近くで見なきゃ良かった…。着替えながら「あそこを下るなんて…」と呪文のように唱えてしまい、寒いせいか歯もガタガタ音をたてていました。
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艇を約10m下へロープで降ろします |
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スタート地点の大川ダム |
着替え終了後は、駐車場からまず艇を運びます。柵を越えて艇を渡し、順番に上から1つずつロープで艇を降ろして、という大変な作業が待っていました。(フヌケな私はほとんど役立たずで…ズミマゼン!)時刻は8:30。少し御岳の発電所地点を思わせる風景。これから始まる数時間の無事を祈り出発です!陽射しが出てあったかくなってきました。
事前に、「この阿賀川は瀬が11箇所あるけど、瀬の後はエディーになっているからもし沈しても巻き込まれる心配はないよ」と聞いていたので少し安心していたのですが、実際はどうなのでしょう?まずは一つ目の瀬でのこと。前を行く高山さんの姿が、ストンと見えなくなってしまいました。「えっ、もしかして、すごい瀬?」でも、行くっきゃな〜〜〜い!宇田っこが「パドリングをやめなければ大丈夫っっ!」と、言ってくれるいつもの言葉をかみ締めつつ、波の高い位置に「エイヤッ」とパドルの先を差していきました。ホッ、無事クリア。
その後、実際進んでいって分かったのですが、阿賀川は、瀬の後には穏やかな瀞場が待ってくれているという私好みの感じの川でした。しかも両側に木々がそびえたつ景色も良いし、水もきれいだし。ロール成功率がまだ低い私には、もし沈しても大丈夫、というのはとても安心出来てよかったです。それでも瀬の前ではザザザ…という音が大きくなってくるとドキドキと心臓の音も大きくなりましたが。どの瀬もけっこう落差がありましたし、チャレンジのしがいありすぎ、阿賀川!
朝スカウティングした1m落ちの瀬は、岩の右側から何とか降りてクリアー出来たので感激!でもせっかく出来たのに、その下でフェリーグライド中に沈してしまったのは苦笑ものでした…。沈脱後ふと川原を見ると、浦辺さんと、ダンナが艇をかついで上る姿が。再チャレンジするというのね。恐るべしチャレンジ精神!!私も来年は見習わなきゃなぁ。
去年も参加された高山さん、浦辺さん、宇田さんが話していたのですが「今年は少し水量が少ないかも」とのこと。そうなのか…こんなパワーなのに。そして去年と大きく違っていた所は、後半途中でヤナ漁のために川がせき止められていた所があったことだそうです。そこでは一度艇から降り、一段下の流れに艇を下ろしてから再乗艇しなければなりませんでした。トホホ。気を取り直して川下り再開。先程のヤナ漁のすぐ下に、すこし広めで遊べるポイントがあり、少々楽しんでいました。その後通称「相見の瀬」と言われるポイントを過ぎ(相見さんが来たときになんかあったらしい?)、3つほど瀬を何とかクリアーすると、ゴール地点に到着!やった! |