今年課題としていた、初めての川・楽しく遊べる川のツーリングを企画し、パドリングしてきました。次の3つ条件新しい川を探しました。1.楽しめる川 2.危険でない川 3.水がきれいな川。その条件で阿賀川が良いのではと思い(この下調べはワクワク楽しいものです)。そして、インターネットで白玉隊(隊長の福本さんには御岳でお会いします)のページに阿賀川を見つけ問い合わせしました。早速、松江淳さんから阿賀川の情報をいただきました。松江さんはウクディ(長野のカヌーショップ)のツアーに参加、詳しくはウクディの石川さんから情報を、との事。石川さんから教えていただいた内容は次の通りです。「大川(阿賀川)は、深い渓谷を流れ、川面から見上げる断崖絶壁の景色は、まさに壮観。清流良し、景色良し、温泉良しです。大川ダム直下から牧の原温泉まで11箇所の瀬があり、すぐ下が瀞場になっている。事前準備はエントリー時に艇を降ろすのに15m位のロープが必要。鮎釣りの解禁日を確認すること(解禁日は7月1日でした)。また、私達のメンバーのレベルが分からないが、阿賀川は急流域なのでウクディでは中級、上級の人が参加します。必ず救急薬品は持っていくこと。沈脱すると石が尖っているから怪我が多い。キャンプは“せせらぎ緑地公園”で」とのことです。
阿賀川なら賛成してもらえると確信し、御岳族皆さんと村上さん(御岳で一緒に遊び、クラブの人を教えていただく)に連絡しました。すぐに高山さんからOKが入り、相見さん、宇田さん、太田さん、永江さん、横山さん、村上さん、浦辺の8名が参加する。
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ロープで艇を下ろす |
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スタート地点のダム |
6月20日、宇田車、太田車、高山車に8名が分乗、21:00出発、中央道国立府中ICから首都高速5号、6号線経由で東北道へ。23:00佐野SA着、太田さんと佐野ラーメンたべる(このツーリングは名物ラーメンを食べるのも楽しみ!)。那須高原SAで休憩、磐越道に入る。21日2:00頃に磐梯山SA着、シャッターの降りた自販機前通路で相見さん、宇田さん、浦辺の3人は寝袋持ち込み睡眠。
6:00起床、8:00スタート地点着。川へは高さ10mくらいの垂直コンクリート壁を下ります。ロープで先に艇を下ろす。鉄の梯子を使って下りる。8:40ツーリングスタート。ダム堰堤の下が広く、下流から瀬音が聞こえます。初めての川、初めての瀬に楽しみと不安。ワクワク、ドキドキ、自然とパドル握る手と肩に力がはいります。最初の落ち込みで、前方の高山さん、村上さん、横山さん、太田さんの姿が突然消え、少し間をおいて、パドルの先端が回っているのが見える。(高山さん談…すぐに初めの瀬に入る。落差が多く直前でも全体が見えなく、少し緊張して瀬に入る)アッ!落ち込みは大きい?私は腰が半分引けて瀬に入る、どうにかクリアできホッとする。瀬の下には瀞場がありたとえ沈脱しても、ズーーと下流まで流されないので安心。パワーのある流れです。丸みの無い岩がゴツゴツ出ています。御岳を少し広くしたような感じです。この瀬は何番目と楽しんで下りていたが6番目位から数が分からなくなる。途中、大きな落ち込みの瀬があり、そこを私は右、左、右、と方向を変え3段跳びのようにうまく下りることができました(夜のキャンプ場で村上さんにうまく下りたと誉められる。ウレシイナ!)。その瀬で横山さんがダンサー艇でエンダー、真っ直ぐに立つのを見てビックリ!
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横山さん、ダンサーXSでエンダー |
村上さんは遊びたくてもポリ艇でないので壊れるからやれないとか。いつも御岳でエンダーを決める高山さんが遠慮されていました。この落ち込みは滝のようで、私は離れて見物です。(高山さん談…中には流れの真ん中に大きな岩があり、流れがそこで完全に2分されている所があった。どちらを行っても先は見えない。先行した横山氏は左へ、次に行った私は直前で右へ。右の方が広く面白そうであったからだが、ドンドーンと1mくらい急激に落ち込み、最後に前がなくなった。さらに1mくらい直角に落ち込んでいた。飛び降りたような感じで降りる。右に食われながらストッパーに捕まりそうにハイブレイスを入れながらスウィープぎみに漕ぎ、何とか出る。後の人も各々飛び降りてくる。横山氏は後から瀬に入り、見事なエンダーを決める。本人はそうなってしまったとか)。色々な瀬を11箇所も楽しみ、11:30ハイな気持ちでゴール地点へ。天気もよく釣り人も少なく、皆さん実に楽しそうでした。本当に阿賀川にきてヨカッタ。ぜひ来年のツーリング予定にいれてほしいと思いました。
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