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ロングジョン Men's
【モンベル \18,000】 |
3) ワンピース
前ページのトップとボトムが一体になったタイプのウエットスーツです。
サーフィン用のウエットに近い構造ですが、艇に腰掛けた時にもっともカラダに密着するフォルムに、
布地がカットされています。ボトム部分がロングパンツタイプのものをロングジョン、
ショートパンツタイプのものをショートジョンと呼びます。
トップ、ボトムの2ピース構成に比べ、着衣が楽で、腰からの水の浸入のリスクが少ないというメリットがある反面、
上下の着合わせのバリエーションが選べないという欠点があります。
先々、色々なウエアを買い足して、四季を通じて快適に楽しみたい方にとっては、2ピース構成がお勧めですが、
初心者の最初の一着には、ロングジョンをお勧めいたします。
Cパドリングジャケット
腕の怪我や、水の浸入、紫外線を防ぐためのウエアです。
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パドリングジャケット
【モンベル \10,500】 |
比較的密着の甘いシャツで、ナイロン系素材を用いており、防水性があります。
また、首、手首の部分に水の侵入を防ぐ構造を持っています。
防水度、保温性、通気性、袖の長さの違いによって分類が分かれ、価格も様々です。
日焼けを気にせず、ケガのリスクが少ない場合、夏場はジャケットを着なくても・・・という発想をしがちですが、
これはあまりお勧めできません。
パドリングジャケットは、スプレイスカウトを上から覆い、艇への水の浸入を防ぐ役割も果たしているからです。
夏場にスプレイスカウトを履いて、ロール練習してみましょう。
絶対にジャケットのありがたみを痛感するはずです。
初心者でも真冬に漕ぐ!・・・という方以外は、長袖の通常のジャケットか、セミドライタイプを選択すると良いと思います。
セミドライタイプの方が、防水・保温に優れており高価になります。
写真は通常のパドリングジャケットですが、これでもかなりの防水性があり、極端に寒い日、天候の悪い日を除けば機能的に十分です。
長袖を選択しておくことで、肘から腕の怪我の多くを防ぐ事ができます。
初めの一着には半袖を選ばないようにしましょう。
【ウエアのレイヤリング】
ここで、全てのウエアの レイヤリングイメージ図を示します。
素肌に競泳パンツ、高機能インナーウエアを着て、その上にウエット(ワンピースかツーピース)を着る、
ここでスプレイスカウトを履き、上半身にジャケットを着ます。
最後にパドリングシューズを履き、ウエアの装着は完了になります。
D+α(あると重宝)
さらにパドリングを快適にするウエアを紹介させて頂きます。
・グローブ:水しぶきで一番冷たさを覚えるのは、手の甲です。
この部分に直接風を受けないようにするだけで、かなり快適にパドリングを楽しむことができるようになります。
また、リスクの高い川においては、意外と手の甲に擦過傷を追うものです。
これらの怪我防止にも大変有用なので、アクティブに川に出るようになる前に揃えたいものの一つと言えます。
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アクアボディグローブ
【モンベル \3,900】 |
・フリース:@〜Cで紹介したウエアを用意することで、
春〜秋の殆どのシチュエーションに対応することができると思います。
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マイクロフリース
【ユニクロ \500】 |
しかし、身体の冷えの影響は、性別、体型(体重)、体質、体調、沈の回数等で異なるものです。
保険としまして、ウエットとパドリングジャケットの間に着る、薄手のフリースを用意しておくと非常に有用です。
パドリング用のものも販売されておりますが、量販店の安価なものでも十分な保温性を得ることができます。
だぶつかない、通常よりきつめのサイズが使いやすいようです。
細身の方、女性、子供は、どうしても冷えに対する耐性が、成人男性に比べ低くなりがちです。
ダウンリバーの際には、プラス一枚の意識を忘れないようにしましょう。
・ドライバック:荷物を濡れないように携帯するためのバックです。
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ドライバック
【モンベル \8,400】 |
川面の気温は意外と低く、ツーリング途中でウエアを足したくなる場面は頻繁にあります。
また、身体を冷やしたことで途中リタイアする場合、ともかく早く身体を乾かしたいところです。
ドライバックを一つ持っていることで、余分に用意したウエアやタオルを濡らさずに持っていくことが可能になります。
食料、財布、携帯電話などを持って行きたい場合にも重宝する一品です。 |