開会式のあと10時から1番の人から1分間隔でスタートです。前回3年前に浦辺さんと参加したときはスタート前に沈脱という大失態を演じ、浦辺さんも沈をしているので二人とも雪辱を晴らそうということで気合が入ります。まず太田さんが、続いて雪辱に燃える浦辺さんが飛び出していきます。
さてそろそろ自分の出番が近づき緊張感が高まってきました。スタート前に沈するわけにはいかないので慎重に順番を待ちながら「前漕者の遠藤さんを抜かすぞ〜」と心に秘めて出番待ち。
遠藤さんが出発し、スタート位置につきます。ピピピッピ〜
GO!力いっぱい漕ぎ出します。水は茶色に濁っていますが水量が増えているので、浅く岩の出ている所が隠れてしまってかえって漕ぎやすいくらいです。最初の難関、三つ岩も難なくクリアして漕ぎまくりです。前を行く遠藤さんの姿が確認できたところからは追いつく為に必死になって漕いでいました。だんだんと迫っていってあと少し、その時前を行く遠藤さんが流芯を外したのかエディで1回転!「チャンス抜かせるぞ〜」といきおい込んで進むとクルンと1回転、同じところで回ってしまうではありませんか。散々ペースを無視して追いかけていたので腕がパンパンになってしまって押さえが利かなくなっていたのです。あと少しだったのに・・・・この後はお互い同じくらいのスピードで漕いでいたので差が縮まらず、白丸湖の靜水面では右へ左へとヨタヨタとしながら汗だくになってのゴールとなりました。ふ〜疲れた。最後まで漕いで漕いで漕ぎまくる作戦はあえなく失敗、やはりペース配分をしてコース取りをきちんとするのが一番いいんだとあらためて思った次第です。
|