クラブ便り その2:今後のクラブ行事のお知らせ&お誘い


1.クリスマスツーリング:12月23日(月)  
 今年もクリスマスツーリングを行います!多摩川の上流、御岳から吉野まで約5kmをゆっくりツーリング。ゴール地点の河原で「ノア」の金子氏特製クリスマスケーキ等をいただきます。気温が低いので川を下るのには装備が必要ですが、河原でケーキetcのみの参加も大歓迎!参加申込、詳細問合は太田さんまでお願いします。


2.プール練習の日程
 西永山複合施設のプールの鍵あけ当番をお知らせします。詳細問合は横山さん、または小泉さんまでお願いします。
11/3 宇田 11/10 小海 11/17 太田 11/24 高山

ストリーム便りその1:気田川ツーリング@遠藤洋子さんの投稿文です
2002年8月24日(土)〜25日(日)
参加者:石橋、宇田親子、遠藤夫妻、太田、北村、小海(勝)、大塔、高山、田中、戸川、徳村、永江、成田、板東、横山(17名)

 8月24日(土)〜8月25日(日)に、気田川ツーリングに参加させて頂きました。高校の同級生の宇田さんにかねがね噂を聞いていたカヌークラブには、今夏、ダンナと共に入会したばかり。確か今月はじめにプールで初回の講習を受けたばかりのはずの私達…。'' 無謀! ''ともいえる挑戦だーと思いながらも、''川で漕げる!''という誘惑が私達を動かし、ほぼ迷わず「参加します」と即答していました。
 ドキドキワクワクしながら迎えた当日の朝は、小雨が降るあいにくの天気。本当に行くのかしら?と心配だったのですが、いやいやそんな心配は無用、とすぐ分かりました!皆さんの顔は、迷いひとつなし!の晴れやかな表情。それを見て、これからのツーリングへの期待が確かなものになりました。
 いざ出発!!まず色とりどりの艇が積まれた車が列をなして走るそのさまに感動しながら、各車とトランシーバーで連絡を取り合い5:50、海老名SAで田中車と合流。7:25に日本平PAで休憩をとり、8:30磐田IC着。コンビニで昼食を仕入れた後、9:40にスタート地点の秋葉神社に到着しました。
スタート地点の秋葉神社
スタート地点の秋葉神社

 身支度を整え、11:00、いよいよツーリングスタート!気田川の水の透明度は、皆さんに言葉では聞いていたけれど、いざ浮かんで(この表現は変でしょうか?)間近に見ると、スゴイ!底の方まで見えるその水は透明、というよりキラキラと輝いて感じました。そして視線を上に移すと、両脇にそびえ立つ山々!これが皆さんをとらえて離さない理由なんですね。今までこの世界を知らなかった自分が、早速とても口惜しく感じました。
 その大自然の中を列をなして進む、カラフルな艇。その一員であることにニヤニヤしながらも、不安な私…そうなんです、なんと沈脱の練習をしていなかったのです。(しかも泳げない…)私に付いて一緒に下ってくれる宇田さんが頼り(神様に見えた…)でした。なんとか水流と仲良く、そして負けないゾ!という気持でこぎ出したものの、最初のカーブであえなく沈…。宇田コーチの「沈する前に練習しとこうか?」というお言葉にブルッと震えた直後の出来事でした。一瞬で水面下の違う世界へ連れて行かれた私は、なぜか血迷い、艇から脱することなく顔だけ水面上にあげようと試んでしまい、余計な時間を過ごし、水も飲んでしまいました。パドルも艇も私の手から離れてしまっていたと思います。助けていただいた皆さん、有難うございました。そして、お待たせしてしまった皆さん、ごめんなさい!
初ツーリングの遠藤夫妻
初ツーリングの遠藤夫妻
ベテランのみなさん
ベテランのみなさん
 でもしょっぱなで沈脱を経験できて良かったのかもしれません。全身水とたわむれた(?)私は少しリラックス&チャレンジ精神でその後を乗り切ることが出来ました。(とはいえ、昼食後の合わせ波のポイントで、あえなく沈しましたけど…。今度は後ろにいた方を巻き込んでしまいました。Wow! ごめんなさい!)
 ツーリング中は、宇田コーチから教えてもらった、「行きたくない方向は見ない!」「パドリングをやめない/バンザイしない!」というありがたいお言葉を唱えながら、なんとか数々の難所も進むことが出来ました。流れのゆるやかな所まできて一息つくと、そこにはスタート地点と同様、川と山々が作る自然の素晴らしい光景。今まで日本に、こんな所があるなんて、そして川の上からみる事がこんなに気持がいいことだなんて知らなかった!などと、一息つきながら思いました。(今、目を閉じてもその光景が浮かんできます…)
 ツーリングに参加して驚いたのですが、下る途中はほとんど休憩って、とらないんですね。あっ、でもそれは違いますね、まだ私が超初心者だからとれないだけでした。皆さんの列から離れないようとアワアワとあせってみたり、岸側につけてもすぐ流れに押され、留まっていられない私は、休憩なし、最後までフル回転、心臓ドキドキ、動きもアワアワ状態でした。皆さんにとって楽勝のポイントも、私にとっては荒波…。自然って、素晴らしいけど手強い!でも、それをクリアー出来たときの達成感は、日常では得られない快感だと知ることができたのが、この気田川ツーリングでした。
まだ明るいけど、乾杯!
まだ明るいけど、乾杯!
 「あそこのキャンプ場がゴールだよ!」と、横山さんの声が聞こえた時は、大げさですが「生きて帰れて良かった!」と思いました。川沿いのキャンプ場は、他に1グループいたものの、ほぼ貸し切り状態で、悠々と過ごすことが出来ました。シャワーで汗を流し(去年はなかったようです、設置されて良かったですね)、テントをはり、夕食の準備。パスタをメインに、タープの下で頂く食事は、格別でした!太田会長の差し入れの、五平餅もおいしかったです!なにより皆さんといろいろお話できて、楽しかった!あっという間に夜は更けて行きました…。
 次の日の朝は雑炊をいただいた後、8:55キャンプ場出発。(さようなら、気田川〜!また来年!)9:10道の駅で地元野菜をお土産に買い込み高速へ。10:15袋井IC、10:30牧之原SAを経て、11:50駒門PAで昼食。12:30出発し、14時に体育館到着。片づけを終え14:45に解散でした。とにかく初めのツーリングは、とても楽しかったです!ツーリング中もかなりの衝撃体験でしたが、なにより、皆さんの楽しい笑顔が印象に残る、素敵な2日間でした。ゼッタイ、また参加します!そして上手くなりたいです。これからもどうぞ、宜しくお願いいたします。
朝ご飯の雑炊 板東さん、宇田父、北村さん キャンプ場にて
朝ご飯の雑炊 板東さん、宇田父、北村さん キャンプ場にて

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